Synology nasにNFS/SCP転送したメディアのインデックスを自動でかける方法
Synology nasに入れたメディアのインデックス化について
Synology nasにはメディアサーバーが標準でインストールされており、nasに保存した音楽、動画、画像データをUPnP/DLNAデバイスから視聴することができます。
ただし、これらはNAS標準で配置されているphoto、music、videoフォルダおよび自身で作成し指定したメディア用フォルダに対してインデックスを作成することで、DLNA及びマルチメディアアプリケーションから参照=視聴が可能となっています。
具体的には
ここにチェックを入れたフォルダに対してのみ、インデックスがかけられます。
「再インデックス」というボタンがありますが、実はこれを毎回押す必要はなく、これらのフォルダにデータをいれれば、勝手に自動でインデックスがかかります。
試しにスマートフォンアプリの「DS Photo」で画像をアップロードすれば、「メディアファイルのインデックス中」という文字が出てインデックスが行われるはずです。
ただ、NFSあるいはSCPでファイルをアップロードした場合、自動インデックス化の対象にはらないようで、この場合、手動でインデックスをかけないといけないようです。
かなりニッチですが、録画サーバーからNASへとNFSを使ってマウントしてデータをコピーしている自分なんかはこの仕様に見事にハマりました。
下記のURLに確かに記載されています。
注意:
NFS または SCP プロトコルでインデックス化したフォルダに追加したメディア ファイルは、自動的にスキャンされません。そのようなファイルインデックス化を行うには、[再インデックス化] をクリックします。
と記載されています。
自動でインデックスかける方法
というわけで、せっかく自動でぶち込んだデータをわざわざ手でインデックス掛けるのもアホくさいので、自動でやらせることにします。
といっても、nfsでのコピー自体にトリガがあるわけではないので、結局は日時バッチで行うんですが、、、(データ転送側で完了時にsshでコマンド送り込む方法もできなくはなさそうですがヤメておきます)
コントロールパネル -> タスクスケジューラ -> 作成 ->「予約タスク」-> 「ユーザー指定のスクリプト」
synoindex -R video
と追加するだけです。
ちなみに、
synoindex -R music
で音楽、
synoindex -R photo
で画像データの更新ができるようです。
実行後にDLNA対応機器からデータがみられれば成功です。
ちなみにこのコマンド、差分インデックスではなくALLインデックスのようなので、結構時間が掛かります。頻繁に実行するのではなく1日1回、アクセスが少ない時間帯にやる、とかしたほうがいいかもしれません。
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